本漆金継ぎの学び方

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Study 本漆金継ぎ

天然漆を使った伝統的な修理技法です。
用意するもの: かぶれても挫けない鉄の意志。もしくはかぶれても気が付かないミラクルな感度。はい。

 

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金継ぎで使う道具と材料

金継ぎの投稿ページ集

金継ぎとは

金継ぎで使う錆漆、麦漆、刻苧漆の作り方

金継ぎで使うヘラ、鯛牙の作り方

STUDY to catch

3・11以降、私たちは立ち止まり、周りを見回しました
そして私たちの視線が自然と向かった先にあったものは
勝っている人、賑やかにしている人たちではなく
押し黙って、うなだれて、傷ついている人たちでした

弱り、傷ついた者たちへ、「大丈夫かなぁ…」と思いを馳せた時
私たちの五感は自然と研ぎ澄まされ、ときに限界を超えます
聞こえるはずのない声すら聴きとることができる

その者たちの発する「かすかな声」が聞こえた時、私たちの身体は自然と動きす

size19

立ち止まり
傷ついたものたちの記憶に思いを馳せてください

立ち止まり
傷ついた心にそっと手を差し伸べてください。

 (内田樹先生の言葉をお借りしました/2011.07.24放送 「辺境ラジオ」より)

 

 

 インターネット金継ぎ教室  Web Kintsugi Lecture


金継ぎビギナーをウェブ上でナビゲートしていきます。
初心者の素朴な疑問なども拾い上げているので、意外とみなさんのお役にたつかも。

HISATSUNE Mayu 2017-04-17
challenger 久恒さん/青いカップ


 詳細  欠け/
Page 01
 素地固めまで  new
Page 02 刻苧漆こくそうるし(パテ)で埋める new
Page 03 
Page 04 
Page 05
 
Page 06
 

Kawachi confectionery 2017-02-03
challenger カワチ製菓さん/四角い皿


 詳細  割れ/
Page 01
 素地固めまで
Page 02 破片の接着まで
Page 03 隙間のパテ埋めまで  new
Page 04 
Page 05
 
Page 06
 

 

1.欠けの直し  Chip


岡田直人のピッチャーの金繕い修理Naoto OKADA 2016-12-03
artist 岡田直人/ピッチャー


 詳細  欠け/金粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~刻苧充填
Page 02 
刻苧削り~錆削り・研ぎ
Page 03 漆塗り~蒔絵 
Page 04 紛固め~磨き・完成  new

White small Cup 2016-12-10 
Yobi-tsugi 白カップの呼び継ぎ


ひび・欠け/本漆呼び継ぎ
Page 01
 素地調整~刻苧飼い
Page 02

Page 03 

Matcha Bowl 2016-08-14 
Japan 抹茶茶碗


欠け/真鍮粉仕上げ
Page 01
 素地調整~錆付け
Page 02 
錆削り~蒔絵・完成

内田鋼一のカップの金継ぎ修理 Koichi UCHIDA 2016-05-17
artist 内田鋼一/カップ 


 詳 欠け/蒔き地仕上げ
Page 01
 素地をやする~錆の削り・研ぎ
Page 02 
蒔き地前の漆塗り~蒔絵・完成

欠けた斎藤裕美子のコップの金継ぎ修理Yumiko SAITO 2016-01-15
artist 斎藤裕美子/カップ


 詳  欠け/真鍮粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~錆付け
Page 02 
錆の失敗~錆の削り
Page 03 錆漆2日目
Page 04 錆の削り~蒔絵完成

欠けた器の金継ぎNoriaki TASHIRO 2016-02-08
artist 田代倫章/白黒の碗


 詳  欠け/真鍮粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~錆付け
Page 02 
錆研ぎ~蒔絵完成

欠けた上泉秀人のコップの金継ぎ修理Hideto KAMIIZUMI 2016-01-14
artist 上泉秀人/カップ


 詳  欠け/金粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~錆付け
Page 02 
錆の失敗~錆の削り
Page 03 錆やり直し~中塗り研ぎ
Page 04 上塗り~蒔絵
Page 05 蒔絵固め~蒔絵磨き完成

欠けた岡田直人マグカップの金継ぎ方法 Naoto OKADA 2015-09-16
artist 岡田直人/マグカップ


  欠け/金粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~素地固め
Page 02 
錆漆付け
Page 03 漆塗り~蒔絵完成

Hikaru MOMODA 2016-05-01
artist 百田輝/カップ


 詳  欠け/蒔き地、錫粉仕上げ
Page 01
 素地をやする~錆一回目の研ぎ
Page 02 錆漆2回目~蒔絵・完成

koreanbowlf_001 Korean bowl  2016-02-24
 韓国のお茶碗


 詳  欠け/真鍮粉仕上げ
Page 01
 
素地調整~錆付け1回目
Page 02 錆付け2回目~蒔絵完成

欠けた珉兵焼き小皿の金継ぎ方法Minpei small plate 2015-11-03
 珉平焼き/平豆皿


 普  欠け/真鍮粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~錆付け
Page 02 
錆研ぎ~漆の下塗り
Page 03 漆研ぎ~蒔絵完成

欠けた内田剛一の掛け仏の金継ぎ修理 Koichi UCHIDA 2015-10-09
artist 内田鋼一/掛け仏


 略  欠け/金粉古色仕上げ
Page 00
 蒔絵完成まで

 

2.ひびの直し  Crack


marinershibi13_aa002 Mug Cup 2016-12-07 
Mariners マリナーズマグ


ひび・欠け/本漆金継ぎ
Page 01
 素地調整~刻苧飼い
Page 02 
錆漆付け~削り
Page 03 漆の塗り~蒔絵・完成

Antique Wood Bowl 2016-09-23 
Japan 骨董の木地椀


ひび/本漆金継ぎ
Page 01
 刻苧彫り~木地固め
Page 02 
刻苧充填~刻苧削り
Page 03 布着せ~布目揃え
Page 04 布目擦り~擦り漆
Page 05 擦り漆研ぎ~蒔絵・完成 

ひびの入った角谷啓男の湯呑の金継ぎ方法Fumio KADOYA 2016-01-18
artist 角谷啓男/湯呑


 詳  金粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~蒔絵
Page 02 
蒔絵固め~蒔絵磨き

Hikaru MOMODA 2016-05-06
artist 百田輝/カップ


 詳  蒔き地・錫粉仕上げ
Page 00
 素地をやする~蒔絵・完成

Hatoya 2016-06-09
artist 鳩屋/四角い花器 


 詳  錫粉仕上げ
Page 01
 素地をやする~錆漆付け
Page 02 
錆漆研ぎ~蒔絵・完成

ひびの入った韓国フリーカップの金継ぎ方法Korean Free Cup 2015-09-21
 韓国のフリーカップ


  金粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~錆付け
Page 02 
錆研ぎ~蒔絵完成

ひびの入った棗の金継ぎ修理方法Shellfish Natume 2015-12-19
 貝づくしの棗


  錫粉高蒔絵仕上げ
Page 00
完成まで(概要のみ)

 

3.割れの直し  Break


Katakuchi Bowl 2017-04-11 
Japan 片口


詳細
Page 01
 素地の研ぎ~麦漆接着
Page 02 
刻苧飼い~削り
Page 03 錆漆付け~削り・研ぎ
Page 04 漆塗り~蒔絵・完成  NEW

Antique Soba Cup 2016-07-30 
Japan 蕎麦猪口


詳細
Page 01
 素地の研ぎ~麦漆接着
Page 02 
刻苧飼い~錆漆研ぎ
Page 03 漆塗り~蒔絵・完成

ガラスの金継ぎ修理が完成 Antique wineglass 2016-05-02 
France アンティークワイングラス


 詳   割れ/本漆金継ぎ
Page 01
 素地をやする~目隠し蒔絵
Page 02 蒔絵固め~錆漆の削り研ぎ
Page 03 漆の塗り~蒔絵・完成

Tea cup 2016-03-02 
designer 柳宗理/ティーカップ


 詳    割れ/本漆金継ぎ
Page 01
 素地をやする~麦漆削り
Page 02 錆付け~漆の下塗り
Page 03 漆研ぎ~蒔絵完成

割れたマットさん平皿の金継ぎ修理方法Mr MUTTO 2015-12-18
artist マットさん/平皿


 詳  割れ/錫粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~麦漆接着
Page 02 
麦漆削り~錆付け
Page 03 錆漆削り・研ぎ
Page 04 漆の下塗り~下塗り研ぎ
Page 05 漆の上塗り~蒔絵完成

割れた角谷啓男の竹筒カップの金継ぎ修理方法Fumio KADOYA 2015-12-31
artist 角谷啓男/竹筒カップ


 詳  割れ/錫粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~固め
Page 02 
麦漆接着~麦漆削り
Page 03 刻苧漆充填
Page 04 刻苧削り
Page 05 錆漆付け~錆漆研ぎ
Page 06 漆塗り~蒔絵完成

Tatsuya-Hattori 2016-02-05
artist  服部竜也/マグカップ


 普  割れ/錫粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~布着せ1回目
Page 02 
布着せ2回目~蒔絵完成り

割れたゆりP皿の金継ぎ修理方法Yuri KEDUKA 2015-10-04
artist 毛塚ゆり/平皿


 普  割れ/真鍮粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~麦漆接着
Page 02 
麦漆削り~漆の下塗り
Page 03 下塗り研ぎ~蒔絵
Page 04 粉固め~完成

割れた古川まみ急須の金継ぎ修理方法Mami FURUKAWA 2015-09-20
artist 古川まみ/急須


 普  割れ/真鍮粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~麦漆接着
Page 02 
麦漆削り~錆付け
Page 03 錆研ぎ~蒔絵完成

割れた庄司理恵さん茶碗の金継ぎ修理方法Rie SHOJI 2015-12-26
artist 庄司理恵/茶碗


 略  割れ/銀粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~麦漆接着
Page 02 
麦漆削り~漆の下塗り
Page 03 下塗り研ぎ~蒔絵完成

割れた彼岸花簪の金継ぎ修理方法Spider lily Ornamental hairpin 2015-12-18
 彼岸花のかんざし


 略  割れ/金粉仕上げ
Page 01
 素地の研ぎ~漆塗り
Page 02 
塗り重ね~蒔絵完成

割れた野村綾香さんの壺の金継ぎ修理方法Ayaka NOMURAI 2016-01-14
artist 野村綾香/小さい壺


 略  割れ/錫粉仕上げ
Page 00
 完成まで(概略のみ)

 

  材料の作り方


How to use Urushi 2016-02-25
基本的な漆

扱い方・濾し方

金継ぎの刻苧漆で使う木粉 Wood flower making  2016-02-20
木粉

作り方

 

  道具の扱い方・作り方


ugoki01Spatula Work&Hold 2016-08-28 
Technique 箆の扱い方・小さなコツ


金継ぎ道具
Page 01
 ヘラの先のネタを切る
Page 02 指の置き方&回転のさせ方
Page 03  実践!砥の粉練り

Bamboo Tuke  Spatula 2017-04-20 
How to 竹割り箸/付けベラの作り方  おススメ!


付けベラ
Page 01
 割り箸から作る

Bamboo Wide  Spatula 2017-04-12 
How to 竹割り箸/幅広ベラの作り方  おススメ!


練りベラ
Page 01
 大雑把に削る
Page 02 
仕上げる

Hinoki Spatula 2016-12-18 
How to 檜箆の作り方


金継ぎ練り用
Page 01
 板材をヘラ型に割る
Page 02 
板厚を薄く削る
Page 03 完成!

Brush spatula rest 2016-07-26 
DIY 筆・ヘラ置きをホームセンター材で作る


「できるかな」シリーズ
Page 00
 切って、削って、打つ

Working Plate 2016-08-21 
Joban 金継ぎ作業台の作り方


DIY道具シリーズ
Page 00
 100均フォトフレーム→定盤 

  


▸ 段ボール箱の漆風呂の作り方(というほどの物ではありませんが)

 

金継ぎTECHNIQUEシリーズ


 

How to Masking 2016-01-22 (改訂)


▸ 錆前のマスキング方法

 

web_s6 Polishing 2015 
How to 蒔絵紛を磨く保存方法


研磨
Page 00
 漆で固める→磨く!

Preserve 2016-12-05 
How to 錆漆などの保存方法


保存
Page 00
 ラップに乗せる→包む→縛る

Sanding 2016-12-05 
How to 「ひび」のヤスリがけ


研ぎ
Page 00
 ダイヤモンドビットでやする

 

 金継ぎRECOVERYシリーズ


金継ぎ修理の道半ばで力尽き遭難した人たちへの応援ページです

 

 

「金継ぎ」ってなにぃ?


金継ぎ・金繕いとは割れたり、欠けたり、ひびが入ったりした器を漆でくっつけて、金や銀でお化粧する修理方法です。

❖ 長所

  ・ 食器に使っても安全
  ・ 日本の伝統文化を受け継ぎ、次の世代に伝えるという重要なミッションを遂行している気がしてくる(かもしれないけど、気のせいかもしれない。わからない)
  ・ 「漆で直した」と言うと「すごい」と誉めてもらえる(「接着剤で直したの!」と言うより、「漆で直したの◎」と言ったときの方が断然、反応がいい)
  ・ 友人の器を直してあげるとすごく喜ばれる(ごくたまに死ぬほど喜ばれることがある)
  ・ 食器に高級感が出る。(なんかせこいかしら?)

❖ 短所

  ・ かぶれる可能性がある(痒いです。すごく)…心配な方は病院であらかじめ「パッチテスト」もありかと思います。
  ・ 材料の入手がちょっと面倒。基本的に漆屋さんで入手(ネットでも買えます。東急ハンズでも少し取り扱っています)
  ・ 手順、素材の調合を覚えないといけない。
  ・ 時間がかかる(2週間~2か月程度)

「金継ぎ」と呼ばれる修理技法は室町時代の茶道の世界から始まったようです。金継ぎした器に「景色」を見て、「わび・さび」を感じる。「日本人の繊細な美意識が宿る」誇るべき伝統文化でありアートであります…というようなことが多く言われています。

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でも、これじゃ何言っているのか分かりませんよね。
なにゆえそこに景色が見え、そこにわびさびを感じるのか?そしてなぜ日本人はそれを「美しい」と感じてしまうのか?
この説明に「日本人は感性が豊かだから」と言われることもよくありますが、それってなんだか民族の優越性を唄っているだけに聞こえてしまいます。

私は日本人やもっと言えば人類の持つ、無意識の深い層に根差したある種の「記憶」が反応しているからじゃないかと思うのです。
経験上、今のところ一つ言えることは「金継ぎした器は蘇ってはいない」ということです。
金継ぎとは壊れた器を、「死」の世界と「生」の世界の中間に置く技法のような気がしてなりません。
生死の中間状態をキープするための技法

生者でもなく、死者でもないものが私たちの日常空間に置かれる。生者のみが存在を許され、死者はすみやかに退場を乞われるこの現代社会においてそれはまさに特異点です。
その時、私たちの無意識の表層を厚く覆っているこの時代の価値観や判断基準が静かに揺り動かされる。
それを我々は無意識的に心地よい開放感のようなものとともに感じるのではないでしょうか?

まだまだ「金継ぎ」には隠された秘密がありそうです。

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※ 本漆金継ぎにしようか、それとも簡単(簡易)金継ぎにしようかお悩みの方
   ▸ 金継ぎをはじめたいと思った初心者さんへ

 

 

金継ぎ図書館はあなたの金継ぎスピリットを全力で応援します。ファイッ!!