金継ぎの刻苧漆で使う〈 木粉 〉の作り方

金継ぎ修理の刻苧漆で使う木粉を自作する

今回は刻苧漆を作るときに使う”木粉”の作り方をご紹介します。
いえ、いつもながら「紹介する」というほどのことでもないのですが。

手順としましては

  1. ノコギリで木を切って、おが屑を出す。以上…ではないです。
  2. フルイにかける。以上…です。

これだけです。すぐに用意できますので、ぜひご自分で調達してみてください。

 

※ 「やすり」を使って木粉をつくることはできないのですか??

はい、できます◎
なのですが、結構、手間がかかりるのです(涙)
地道に木の破片をスリスリする。でもほんのちょっとしか木粉ができない。
(でも頑張ればいずれはそれ双方の量ができますよ◎)

もし「ヤスリ」でやる場合は「粗目」のヤスリを使った方がいいです。

 

 

 

木粉作りで使う道具と材料


 

刻苧漆で使う木粉を作るときに使う道具と材料

使う道具と材料

  • 道具: ① 糸鋸(普通のノコギリでいいです) ② 紙、新聞紙など×2枚 ④ 茶漉し ⑤ ビン
  • 材料: ③ 木(なんでもいいです。杉でもバルサでも)

※ ③ですが、「合板」「コンパネ」「ベニヤ板」はやめたほうがいいかなと思います。合成接着剤が使われています。なので自然素材にこだわっているのだとしたら無垢の木を使ったほうがいいかと思います。こだわらない人はもちろん合板、オッケーです。

 ※ もっと「細かい」木粉が欲しい!という方は、擂り鉢乳鉢でスリスリと擦っていればもっと細かくなります◎

 

 

step 01 おが屑を出す


 

ノコギリで木を挽いておが屑をだす

ノコギリで木を切って、おが屑を採取します。
糸鋸を使う人は、糸鋸を「立てて」使ってください。↑画像は撮影の都合上こういう形になりました。やらせです。

のこぎりで木をひく

木を切ります。

粗い木粉が出た

木粉ができました。が、大きなクズや粗い木粉も入っています。
刻苧漆に使う木粉はできれば細かいほうが使いやすいです。

木粉を茶漉しに入れる

茶漉しに木粉を入れます。

木粉の入った茶漉しを振るう

茶漉しを振るって、細かい木粉だけを採取します。

金継ぎの刻苧漆で使う細かい木粉

できました。
贅沢をいうと茶漉しでは少々粗い感がありますが、でも十分使えます。
(#80くらいの篩で振るった木粉は細かくてとても使い勝手がいいですよ)

刻苧漆で使う木粉を便の中に入れる

振るった木粉を瓶詰めして保管します。

金継ぎの刻苧漆で使う木粉作りが完了

以上、終了です。

※ もっと「細かい」木粉が欲しい!という方は、擂り鉢乳鉢でスリスリと擦っていればもっと細かくなります◎

 

ぜひ、自前で木粉の調達をしてみてください。

 

刻苧漆の作り方 ▸ 刻苧漆の作り方/金継ぎで使う材料シリーズ

刻苧漆の使い方 ▸ 刻苧漆のつけ方・使い方パート1(小さめの欠け)

 

 

 

 

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