マイド!!
はい、そうです、金継ぎ図書館がムック本に載りました!
注意点としましては、雑誌に載ったからといって、えっ?もしかして「金継ぎ図書館」、フィーバーしているの?!ってことではありません◎ (つうか、相変わらず全然、マイナーだし)
「金継ぎの技法」のみがフォーカスされています。そう、金継ぎ図書館は永遠の「アングラ図書館」なのです◎(そのくせ、”金継ぎワールド・ツアー”を妄想していますけど。進め!金継ぎ図書館)
今回はムック本の中で、「”欠け”の本漆金継ぎ方法」と「スプーンに漆を塗るやり方」を解説しました。
ムック…ムック?「ムック」って何だ??
ムック(mook)とは、雑誌と書籍をあわせた性格を持つ刊行物のことである。
magazineのm-とbookの-ookの混成語、和製英語by wikipedia
おー、ナルホド◎ 全く知りませんでした。確かに「雑誌」より一つ一つのコンテンツが詳しい。でも「本」よりかはカジュアルな感じ。なるほど、「ムック」ですね◎
↑ こちらのムック本です。(2017) 5月22日発売予定です◎ 本屋さんに行ったら、ちょっと覗いてみてください。
このムック本のトップ記事で取り上げられている「美濃羽さん」という方ですが、先日、 ▸ 美濃羽さんのブログ記事の中 で「金継ぎ図書館というサイトもひとつひとつの工程がていねいに紹介されていて、とても参考になりました」…と、サイトの紹介 + リンク を貼っていただきました。(ども、ありがとうございます◎)
Eテレ(かな?)で講座を持っている方(だったと思う)なので、有名な方だと思います◎(中川ちえさんを差し置いて、「ポールポジション」を獲った方なので、その知名度が伺い知れます。スゴイ)
なのですが、いかんせん、金継ぎ図書館には10年前からTVがないので、世の中の流行やいわゆる「有名人」が分からないのです~。これ、ちょっと問題ですよね。
さらに2番目の記事で紹介されている「長谷川(中川)ちえさん」(以前、東京の蔵前にあった「in-kyo」という生活工芸のお店の店主&エッセイスト)ですが、この方と ▸ 宮下智吉先生 が仲良しなんです◎
で、中川さんの紹介ページを見ていくと…
何処かで見た弁当箱…おっ!これ、みやっちの「二段弁当箱」でしょ。さらに何処かで見た「金継ぎセット」…これ、みやっちの金継ぎセット!宮下さんの器、結構ちょこちょこと雑誌に出てますよね~◎
ちなみに黄色の矢印のところのストールの直しは「天才・横尾香央留さん」です。ぶっちぎりの天才っぷりです、この方。驚異的にステキな「服直し」をする方です。(やっぱり天才は違う!)
ご興味のある方は「ほぼ日刊イトイ新聞」にお面白いWEBコンテンツがあるので、そちらを覗いてみてください◎
▸ 横尾さんの「お直しとか」
本も何冊か出ています。本屋でチェックしてみてください。
で、肝心の金継ぎ図書館が出ているコーナーは??というと…
P34~P39までです。(なんと6ページ!…といっても、「やり方の解説」だけですが)
前半4ページが「欠けた金継ぎの直し」の解説です。後半2ページが「木のスプーンに漆を塗っちゃおう」の解説です。
そうそう、世の中、若くてきれいな金継ぎ先生がたくさんいるのに、ふざけた鳩のいる金継ぎ図書館でもいいのでしょうか??
なかなかメディアの方もやんちゃなチョイスをしますよね。
はいー、真面目な館長さんのご紹介もしてもらいました。これを書いていただけると、「ふざけた図書館だと思っていたけど、案外、信頼できるかもしれない」って思ってもらえます。間違いない◎
いつか、ハトさんも「金継ぎ公認キャラクター」としてメディアに出れるといいですね。(ナイと思いますが)
↑ こちら「欠けた青いカップの修理方法」を詳しく載せてもらいました。(斎藤さん、写真掲載のご協力、どうもありがとうございました◎)
さらに詳しく(ややしつこく)解説してあるWEBページをご覧になりたい方はこちらへ↓
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いやいや、ハトさん。その解説は「ムック先生」がしたんじゃなくて、
わたくし、館長がしたんですよ。
金継ぎの修理方法に続いて…
↑ こちらでは「家にある市販の木のスプーンに自分で漆を塗っちゃいましょう◎」という企画です。
そうそう、できますよ◎特に、金継ぎをやっている方でしたらお手持ちの技術・材料・道具でできてしまいます。
ちなみにこちらのコンテンツの詳しいやり方を解説したWEBページは
こちらです↓
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↑ こちらの注意点ですが、2点
- 漆を塗る前の「研ぎ」は#240~320くらいで、もともと塗ってある塗料が剥がれるくらいしっかりと研いでください。(そうしないと、塗った漆が剥がれやすくなる場合があります)
- 「漆塗り仕上げ」をご希望の方は、3回くらい漆を塗り重ねてください。(…できれば)1回塗り仕上げだとゴミだらけになりやすいです。3回重ねると漆特有の「ふっくら感」が出ます。きれいです◎
久しぶりにかんざしにも脚光が◎(小山さん←かんざしの持ち主、写真掲載のご協力、どうもありがとうございましたー)
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ほほう、そうやって「たいせつなものを直して長く使うのね◎」とパラパラ雑誌を読んでいって、最後、閉じようとしたら…
なんと雑誌の背開きにあるのは…「みやっち金継ぎセット」でした◎
宮下先生と一緒のムックさんに載りましたー。ふふふふ、俺たち、仲いいじゃん◎
次回は「WEBメディア」に載ります!(仕事やれ!金継ぎ図書館!いやいや、これもお仕事よ)
それでは皆さま、ごきげんよー◎