真っ二つに割れた水色平皿の金継ぎ方法 4/4 完成まで(毛塚ゆりさん)

本漆金継ぎ

 

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※ ダイナミックに割れた器の金継ぎ修理の方法を説明していきます。本物の漆を使った修理方法ですので「かぶれる」可能性があります。ご注意ください。

今回は金継ぎの工程のうち、〈蒔絵紛を払う~蒔絵を漆で固めるまで〉のやり方を解説していきます。

 

〈 目次 〉

 

STEP 5.1  蒔絵粉払い/金継ぎのやり方

 

前回、蒔いた金属粉を払います。

使っている金属粉が真鍮粉なのでじゃけんに扱っていますが、金粉だとしたら…
必死になってかき集めてくださ。

粉を払うごときでこんなに画像をのっけて説明する必要もないと思うのですが、
万が一、万が一、よくわからなくて困っていたり、まさかの失敗をする人がいないとも限りませんので一応、のせておきます。

 

使う道具: 柔らかい穂先の小筆(塗る用の筆とは一緒にしないでください。
塗る用は油がついているはずなので)

 

brush-powder

 

払います。

 

 

brush-powder_1

 

払います

 

 

brush-powder_2

 

サッサっと
軽く、優しく払ってください。

ゴシゴシ擦らないように気を付けてください。

 

 

brush-powder_3

 

払います。

 

 

brush-powder_4

 

もし、これが金粉だとしたら…

 

 

brush-powder_5

 

器の下に大きめのツルツルの紙を敷いて、
そこに金粉が落ちるようにします。

 

 

brush-powder_6

 

それを必死にかき集めて
金粉が入っている包み紙に戻します

 

 

brush-powder_7

 

はい、以上です

 

 

 

 

完成

 

割れたお皿の金継ぎ修理

 

 

割れたお皿の金継ぎ修理

 

 

割れたお皿の金継ぎ修理

 

 

割れたお皿の金継ぎ修理

 

 

 

 

 

 

 

 

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