金継ぎにちょうどいい作業板が100均で見つかりました!
裏表についている紙やテープを剥がせば、かなり理想的な「金継ぎ作業台」になります。
ちょっと面倒かもしれませんが、ぜひぜひ自作してみてください。
こんな作業台になります。どうでしょうか?なかなかよさそうですよね◎
金継ぎ用作業板を作るときに必要な道具と材料
作業板作りに必要な道具と材料:
- 道具: ② ウエス ③ カッター
- 材料: ① 100均のフォトフレーム ④ テレピンもしくは灯油(もしくはアルコールなど)
使うのは↑こちらのフォトフレームです。
うちの近くの100均のお店、2店舗で置いてありました。
ということは日本中どこでも入手できる可能性が高いかな…と勝手に思いましたので、こちらのフォトフレームで「作業台の作り方」をご紹介したいと思います。
ただし、100均の商品ラインナップの回転は早いと思いますので、そのうちこのフォトフレームは商品自体がなくなってしまうかもしれません。
ですのでもしかしたら、このページの「消費期限」も短くなる可能性があります。
けど、今のところお店にありますので、こちらの商品で「作業板の作り方」をご紹介すれば皆さまのお役に立てるかと思っています。
サイズのおススメは「LL」です。ワンサイズ下の「L」もいいかもしれません。
フォトフレームの表側
裏側
【作業01】 紙とテープを剥がす
フォトフレーム裏面の紙を剥がしていきます。
いきなり剥がします。
躊躇なしです。
簡単に剥がせました。
が…、テープの残骸が残りました。
この「残りもの」を剥がすのが面倒なのです。
けど、案外簡単に取り除くことができます◎
また後程、ご説明します。
フォトフレームの表側の銀色テープも剥がしていきます。
ベリッと剥がれます。
こちらも簡単に剥がれます。
やはりテープの残骸が残ります。
次の工程で↑この残骸を取り除きます。
【作業02】 残ったテープを剥がす
「テープの残骸」ってベタベタしてなかなか取り除くのが大変よね~
という声が聞こえてきそうですが、これが「あるもの」を使えば案外簡単にできちゃいます。はい。
フォトフレームの表側から作業していきます。
その「あるもの」とは、「テレピン(灯油、アルコールなど)」です。
これをまずはテープの残骸に浸み込ませます。
じゃぶじゃぶかけて、しっかりと浸み込ませます。
で、しばし待つ。2~3分でしょうか。
そしてカッターの刃をテープとガラスの隙間に滑り込ませるような感じで入れていくと…
ツルツルとテープが剥がれていきます。
これ、なかなか気持ちがいいです◎
カッターの刃を使うときのコツは
「少し刃を立て気味にする」
です。
刃を立てつつ、テープとガラスの隙間に入れていきます。
はい、きれいに剥がれました。
今度はフォトフレームの裏側の作業をします。
テレピンを垂らして浸み込ませ…
少し待ってからカッターで剥がしていきます。
簡単に剥がれます◎
【作業03】 残った粘着剤を拭き取る
最後まで残ってしまったテープの頑固な「糊」をウエスで拭き取ります。
これもテレピンや灯油、アルコールなどをウエスに浸み込ませて使うと綺麗に拭き取れます。
【作業04】 完成
で、終了です。
できました!
これで完成です。
どうですか?簡単ですよね。しかもこのガラス作業板、なかなか見た目もよいです◎
ぜひ皆さんもご自分用の「マイガラス定盤」を作ってみてください。
(漆では作業台のことを「定盤(じょうばん)」と呼びます。なぜでしょうかね?)