金継ぎ図書館、復活!!
久々のページ更新です。2ヶ月近く、引きこもりしてました。済みませんでした。
また少しずつ情報を載せていきます。
さっそくですが、復活第一弾は「筆の先に付けるキャップの作り方」です!
筆にキャップが付いていなかった。キャップを無くしてしまった。付属のキャップがだんだん油まみれになってきたのでできたら交換したい…という方、どうぞご参考にされてください。
おい、金継ぎ図書館!久々の復活なのにいきなりそれか?その情報、あたしにはあまり役立たないんだけどな~。
分かってます、分かってます。が、そこをフォローするのも金継ぎ図書館の仕事なんです。きっとどこかで誰かが泣いているのです。のでやります。
(おっ!ネタが切れたか?金継ぎ図書館。…いえ、そんなことないッスよ。ほほほほ…)
キャップ作りに使う道具と材料:
- ストロー
- はさみ
まずはストローを確保してください。なんでも大丈夫です。
注意点としては「筆の(持つ所の)軸の太さよりもちょい細目」がいいです。
キャップにするストローの長さを決めます。
筆の先から5~10㎜くらい余るくらいの長さにします。
キャップで穂先をしまった時に、〈完全に穂先が隠れる長さ+余白〉になるようにしてください。
今回はストローの蛇腹部分が入ってしまいましたが、蛇腹は…いらないです。ない方が使いやすいです。
ハサミで切る箇所を油性マーカーで目印をつけてから、切ります。
次にハサミの片方の刃をストローの中にツッコみます。そのままストローを縦に切ってください。
切ります、切ります。できるかな?(のっぽさん)
端っこから端っこまで完全に切ってください。
只今、切った縦線に向かって左右から斜めに切り込みを入れます。
「V」字切り込みを入れてください。
「ブイ!」です。
「ブイ」を入れておくと、筆が入りやすいです。
V字に切り込みを入れた側に筆の「お尻」の方から入れていきます。
ストローを筆先に向かってずるずるスライドさせていきます。
筆を使うときにはこのくらいのポジショニにキャップをずらして使います。
筆先をしまう時には、キャップを筆先の方にスライドさせます。
穂先がキャップに完全に隠れるようにしてください。
筆を使う時にはキャップを画像の左側にずらして使います。キャップはいちいち外すのではなく、筆の軸に嵌めたまま使います。スライドさせるだけです。
キャップが気になる!という方はもちろん外して構いません。
キャップをすることで穂先の保護と穂先に含まれている油が他のものにつかないようにします。
ちなみにキャップをしたときになるべく穂先がストローに触れないようにしてください。
以上です。
ちなみに、漆屋さんで売っている「蒔絵筆」にはちゃんとしたキャップが付いています。
素材は何でしょうか?葦でしょうか。ちょっとわかりません。
保存する時は↑の位置にキャップを嵌めておきます。
使うときはキャップを手元の方(画像右側)へとスライドさせます。
キャップをこの位置にずらして、このまま使います。
使い終わってしまうときにはキャップを筆先の方(画像左側)にスライドさせます。
以上です。
おっ!今回は手軽なコンテンツでごまかしたな。
はははは、そんなことないッス。いやー、そんなことないッスよ。
お役に立ててくださいねー。