ファーストチャレンジ!
※ 本漆を使いますのでカブレる可能性があります。
ご注意ください。
参加希望の方は ▸ コンタクトページ からご応募ください。
金継ぎってなにぃ?
日本では古来より漆を使って壊れた器を直す伝統文化があります(不思議な国ですね~)。
「金」で装飾する「金継ぎ」は安土桃山の「茶の湯」の文化から始まったと言われていますが、それより遥か以前、縄文時代から「祭器」を漆で直してきました。
「知ってるわ、『金継ぎ』って壊れた器を直すやつでしょ?でも、それってすごく時間がかかるし、難しいんじゃないの?」
そうです、そうです、「それ」はすごく時間がかかりますし、ちょっと難しいです。
なので今回は「それ」の「簡易版」をお教えしたいと思います。
「簡易版」と言っても仕上げには「本漆」を使いますので、完成品は食器としてちゃんと使えます◎
↑ちょっと不器用なお姉さんもできました◎
よかったよかった。
金継ぎ1日体験教室の内容
【直せる器の目安】
- 「欠けの場合」 1㎝×2cm程度まで
- 「ひびの場合」 10㎝程度まで
- 「割れの場合」 本体+割れた破片=2、3片程度まで
- ガラスは不可
・ 複雑な壊れ方をした器を持ってくると、その方だけ修理に時間がかかり、レクチャー全体の進行が大幅に遅れます。ご遠慮ください。特に「割れた器」の場合、簡単にできそうなものを持ってきてください。
※ レクチャーで「困った人」がたまにいらっしゃいます(涙)。ぜひぜひレクチャー自体がスムーズに進むよう、ご協力ください。お願い致します。
もし、「直したい」と思っている器が、「条件に合うのかしら??」など、疑問点がございましたら、どうぞご質問ください。
割れた器を直す人…13:30 スタート
欠け・ひびの入った器を直す人(今回は欠けた器を直さない人)… 13:50 スタート
ご応募、どうもありがとうございました◎
【講義内容】
「※1簡漆金継ぎ(本漆+合成樹脂)で壊れた器を修理する」
- step 01 「ひび」をダイヤモンド・ヤスリでゴリゴリ削る
- step 02 割れた破片を接着剤でくっつける
- step 03 「欠け」「隙間」「ひび」をパテなどで埋める
- step 04 彫刻刀ではみ出した接着剤とパテを削る
- step 05 本漆を塗って→蒔絵紛を蒔く…完成!(あら、簡単!)
❖ 今回使う蒔絵紛は「真鍮(金色の金属)」です。↓こんな感じに仕上がります◎
【受講者に持参していただく物】
- ※2壊れた器 2~3個
- ※3直した器を入れて持ち帰る箱(器が入る大きさのアクリル・ボックス、段ボール箱など)
- エプロンなどの作業着(漆が洋服についた場合、きれいに拭き取ることができませんのでご注意ください。
❖ 「使い捨てゴム手袋」はこちらでご用意致します。
注意 : Caution!
・ ※1…今回の1日金継ぎ教室は「簡漆金継ぎ(本漆+合成樹脂)」です。漆のみで行う伝統的な「本漆金継ぎ」ではなく、その簡易版です。
修理箇所の表面は最後に「本漆」でコーティングしますので、食器として安全にお使いいただけます◎
簡漆金継ぎの詳しい内容を確認したい方はこちらのページをご覧ください。
▸ 簡漆金継ぎ(漆+合成樹脂)の学び
・ ※2…「壊れた器」の目安
「欠けの場合」 1㎝×2cm程度まで
「ひびの場合」 10㎝程度まで
「割れの場合」 本体+割れた破片=2、3片程度まで
※ ガラスは不可
・ 本漆を使いますのでカブレる可能性が無いとは言えません。ご注意ください。
「カブレ」はご本人と漆との相性次第です。心配な方は病院で「パッチテスト」を行い、ご確認いただけたらと思います。
・ 直した器の取り扱い方はこちらでご確認ください。
▸ 金継ぎ修理をした器の取り扱い方
・ ※3…ワークショップで直した器をそのまま持って帰っていただきます。
その際に必要な「器を入れる箱」をご持参ください。
↓ 持ち帰り方の例です。
※ 漆はまだ乾いていません!ので、漆が他の器や箱の壁につかないようにします。
※ あくまでも「仮の固定」ですので、注意しながら持って帰ってください。
ちょっと持ち運びが大変そうですよね…(涙)
ご面倒とは思いますが、よろしくお願い致します。
※ 家に帰ってから固く絞った濡れタオル、塗れ雑巾などを箱の中に入れて湿度を高くしてください(湿度70%くらい)。3日以上期間を置いてから、柔らかめの食器用スポンジで水洗いして金属粉を洗い流し、使い始めてください。