※ ダイナミックに割れた器の金継ぎ修理の方法を説明していきます。本物の漆を使った修理方法ですので「かぶれる」可能性があります。ご注意ください。
今回は金継ぎの工程のうち、〈蒔絵紛を払う~蒔絵を漆で固めるまで〉のやり方を解説していきます。
〈 目次 〉
- STEP 5.1 粉払い
- STEP 5.2 粉固め/生漆の塗布
- STEP 5.3 粉固め/生漆の拭き取り
STEP 5.1 蒔絵粉払い/金継ぎのやり方 |
前回、蒔いた金属粉を払います。
使っている金属粉が真鍮粉なのでじゃけんに扱っていますが、金粉だとしたら…
必死になってかき集めてくださ。
粉を払うごときでこんなに画像をのっけて説明する必要もないと思うのですが、
万が一、万が一、よくわからなくて困っていたり、まさかの失敗をする人がいないとも限りませんので一応、のせておきます。
使う道具: 柔らかい穂先の小筆(塗る用の筆とは一緒にしないでください。
塗る用は油がついているはずなので)
払います。
払います
サッサっと
軽く、優しく払ってください。
ゴシゴシ擦らないように気を付けてください。
払います。
もし、これが金粉だとしたら…
器の下に大きめのツルツルの紙を敷いて、
そこに金粉が落ちるようにします。
それを必死にかき集めて
金粉が入っている包み紙に戻します
はい、以上です
完成
〈 工程の目次へ戻る 〉 → 水色の平皿の作業手順