蒔絵教室レポート4日目(その①)/「粉盤」はどうすればいいのでしょう??

かめかめ蒔絵教室

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   修行のお時間!!

 

※鳩屋が蒔絵の技術を習いに蒔絵師さんのところに通い始めました◎
そこで習ったことをひとまず備忘録的な感じでまとめ、その情報を多くの方とシェアしよう…というがこのシリーズです。

※作業工程や説明が間違っていたら、後日、師匠や同門の生徒さんからツッコミが入ると思います(苦笑) そうしたら訂正してきます。

 

 

 

 

かめばかむほど蒔絵の奥深さよ

金継ぎ図書館は現在、「漆工房 皎月こうげつ」の↑かめ師匠のところで修行中です◎

 

漆工房皎月は東京の「駒込」「練馬」「青梅市」「あきる野市」で金継ぎ教室も開催しています。
輪島で蒔絵の修行をされたかめ師匠と、東京藝大出身の福田さん(女性・僕の先輩です)の二人体制で丁寧に教えてくれます。至れり尽くせり!
都内で金継ぎ教室をお探しの方、金継ぎ図書館が100%の自信をもっておススメします◎(はっきり言って、最強の金継ぎ教室だと思います。)

詳しくは皎月さんのFacebookページでチェックしてください。
▸ 漆工房 皎月Facebookページ

 

 

 

 

ぷち備忘録/その①


粉盤ふんばん

蒔絵作業をするとき、粉を回収しやすいように下に敷く作業盤。

 

 

↑これですが、「漆塗りのお盆」でいいそうです◎ ナルホド。目から鱗です。

この四角い箱を漆で作ろうとすると、相当やっかいだな~(涙)って思っていたのです。
箱を制作するのも大変だし、漆を塗るのも大変。仕上げの手間を考えると「塗り立て(漆の塗りっ放し)」にしたいところなのですが、僕レベル塗りでは「刷毛目」が立ってしまう(刷毛を通した際の筋がついてしまい、細かい凹凸ができる)。
それじゃ、漆を塗った後にしっかりと研げばいいじゃない?ってことになるのですが、この「研ぎ・磨き」をやろうとすると相当な手間になるわけで、それだけは勘弁して欲しいのです。

「粉盤、どーしたらいいッスかね~。何とかなんないですかね~」ってぼやいていたら、かめ師匠、NN子先輩アドバイスのお陰で問題解決です◎

「”漆塗りのお盆”でいけるよ」
ということです◎ 師匠の粉盤(このシリーズで出てくる粉盤)も骨董屋さんで見つけた入れ子のお盆を使っているとのことです。(なんと、お盆だったのか!)

骨董市や古道具屋さんに行けば、漆のお盆なんて結構、安く売っているものです。

40㎝角弱の大きさがあれば、用途としてはほとんどの蒔絵に対応できるのではないでしょうか?(どでかいアート作品を作る方はちょっと無理ですが)

 

それで、なんでわざわざ「粉盤」なんてものを使わなくちゃならないの??と言いますと…

蒔いた粉が周りに飛び散るからなのです…(涙)
これ、回収しないと、積り積れば結構な量になるのです。

 

 

簡易的な「代用粉盤」としては、木などの板の上に「ツルツルした紙…パラフィン紙、クッキングシートなど」をテープで固定して使うのもありかなと。
クッキングシートなどだと、粉が少しくっついてしまい、漆のお盆ほどには効率的に回収できませんが、それでも無いよりかは使った方が断然、よいです◎

 

↑こちらが蒔絵師さんたちが使う「粉箪笥」。

なになに?何に使うの??作務衣でも入れるの??

ノー。違います◎
この箪笥一段一段が「粉盤」なんだそうです。蒔絵粉の種類や大きさによって使い分ける(ってことでいいのでしょうか?師匠?)。

ナルホド。鳩屋は初めて知りました!本職の蒔絵師さんはこんなに多くの蒔絵粉を使うってことですよね。スゴイですね~。
まだまだ僕たちの知らない「蒔絵師グッズ」がありそうですね。また見せてもらいましょう◎

 

 

ぷち備忘録/その②


そう、これも備忘録に付けておきます。忘れないように◎

 

NN子パイセンの差し入れです◎ 
一口サイズのたい焼き(←桃林堂のお菓子)、ラズベリー味、プレーン、紅茶味。

こういうお菓子は僕は全く買わないので(館長はスナック菓子ばかり食べています)、久々に美味しいお菓子を頂きました。

 

この鯛焼き、結構、どんくさいフォルムで可愛らしい。
なんでしょう?いろいろツッコミたくなる作り込みですよね。桃林堂だったらもっとシャープな形が作れるはず!ってことは、このどん臭さは狙ったのかな??
いやー、とにかく、美味しかったです◎

 

 

本日はこれにて終了です◎

えっ!?ページの内容が少ない…。

はいー◎ そうです。今までよりも、もうちょっとコンテンツを細切れにして、更新頻度を上げていこうかな??と考えています。
この方が作業効率がいいかもしれないので、しばらく試させてください。もちろん、「長め」のページで詳しく解説する時もありますので、ご安心ください。