蒔絵教室レポート4日目(その③)/L子先輩の蒔絵修正

 

 

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   修行のお時間!!

 

 

 

今日もやってきました。練馬区の桜台という駅です。何線だろ?西武池袋線でした。池袋駅から電車で4駅目です。12分くらいかな。

 

駅から徒歩10分くらいで師匠のアトリエ到着◎
↑の文字は右から読んでください。左から読んじゃうと「つげうこうぼうこしるう」になります。意味わかりません。

 

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輪島で蒔絵の修行をされたかめ師匠と、東京藝大出身の福田さん(女性、僕の先輩です)の二人体制で丁寧に教えてくれます。至れり尽くせり!
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▸ 漆工房 皎月Facebookページ

 

 

 

ぷち備忘録/


 

 

↑同門のL子先輩の蒔絵手板です。

これ、何??かと言いますと、「板チョコ」です。はい。本当です。
何で板チョコ作ってんの??と言いますと、L子先輩が近々、吉祥寺でグループ展に作品を出品する予定で、そのグループ展の今回の「お題」が「チョコレート」なのだそうです。(合ってましたっけ?)

これは「研ぎだし蒔絵」という方法で制作している途中段階です。
漆を塗り重ねる途中段階(最後の”上塗り”をする前に)で蒔絵をします。そのあと蒔絵の上から漆を一回塗って(上塗り)、乾いてから慎重に研いで、蒔絵粉を研ぎだしていきます。

 

前回(三日目)のL子先輩は↑この作業までをやりました。格子状に線を描いて蒔絵を行いました。
で、よく見てもらえるとわかると思うのですが(画質が悪くて済みません!)、ただの「格子状」の線です。一本の太い線の中に細かい「抜けの線」や、クロスした「抜けの線」が入っていないのです。さらに所々微妙に線のアウトラインが歪んでいたりする。

 

それが何と4日目には↑このようにビシッと線のアウトラインが直線に揃って、太い線の中にも細い「抜けの線」が入っています!!
(この「抜けの線」が入っただけで、全然「見え方」が変わりますね!驚きです。こう、ビシッと画面が締まったといいますか、シャープさがいきなり出ましたね~。スゴイです◎)

何で?どーやったの??って思いますよね。

これはですね、「針木砥はりきどという道具を使って「お掃除(修正)」したからなのです。

針…木…砥………何だろう??聞いたことありませんよね。実はかなり単純な道具です◎

 

(蒔絵 高野松山/P32)

空木うつぎ製4寸程(約12㎝)の丸箸状のもの。細い一方に木綿針をつけ、他の方を斜めに削った形状のもの。

この針の部分を定規に当てて直線を出しつつ、蒔いた金属粉を削っていきます。そう、蒔絵を削ってしまうのです。そうやって「修正」することができるのです◎
とはいえ、針木砥で修正するとちょっと「汚く」なる感じもします。やはり蒔絵筆でビシっと引いた線と、針木砥で修正して作られた線とでは、その線の緊張感が明らかに違ってきます。
なので、なるべく修正は必要最小限になるよう、筆でしっかりと描いておくことが肝要です。

 

↑こちら鳩屋が作ってみた針木砥です。空木は持っていなかったので、ヒノキで作りました。木綿針の先っちょは砥石で丸くしました。
次回、この針木砥をかめ師匠に見てもらって、「問題無し」のお墨付きをいただけたら、その制作方法をご紹介したいと思います。簡単です◎

 

ちなみにL子先輩は家で「修正作業」をしてきたので、実際のところどうやって削ったのかは見ていません(涙)
そのうちまた同じような作業があるかもしれませんので、その時、記録を取ってご紹介します◎

一応、ポイントとしては「蒔絵があまり硬くなり過ぎないうちに修正作業をする」ということです。
蒔絵作業の後、時間が経つほど漆がどんどん硬化していきます。硬化して接着が強くなり過ぎるときれいに修正作業ができなくなります。
ですので、蒔絵をした次の日とか、二日後くらいには作業をした方がいいようです◎

 

↑こちらは木綿針ではなく「竹」の針木砥です。空木ではなく竹を使っています。竹の棒の先っちょを細く削って、火で炙り、油を抜いています。「炭化」する程には炙っていないそうです。

針と竹は、どう使い分けるの??

ナルホド◎ どうでしょう?針は細いのでピンポイントで攻める時、竹はもうちょっと広いラインを修正する時…ってことなんでしょうか?次回、師匠に詳しく訊ねてみます。
針は金属だから、漆の塗り面(蒔絵を施している、その下の面)が傷つきやすいので、必要最小限にする。竹の方が「当たり」がソフトなので、竹を使う方がよろしい…と言っていたような気もします。
いや、でもうる覚えです(笑) 確認しておきます。

 

 

ちなみにL子先輩はこの「研ぎだし蒔絵」を完成させた後、

チョコレートの上に↑この小っちゃな「アリンコ」を高蒔絵する予定です◎

ナルホド!それ、素敵ですね~。
チョコの上をアリンコがいると、いきなり「物語り」が生まれますよね。画面が動き出しますね!
さすがL子先輩っす◎

 

 

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