欠けた豆皿の簡単金継ぎ方法 3/3 下塗り研ぎ/上塗り 井山三希子

※ご注意ください。合成うるし(新うるしなど)を使った簡単金継ぎのやり方の紹介です

※ 〈新うるし〉のメーカー側の説明です…

植物性のうるし系塗料です。
・本品は毒性の強い物質ではありませんが念の為、食器等口に含む恐れの有る物に塗装しないでください。

とのことですので、これをどう判断するか?ですよね。正直、難しいなぁーというのが私の感想です。
万全の安全性を考えるなら「菓子器」など口を付けたりしないもの、もしくはあまり食品が触れないような器の使い方をされた方がいいかもしれません。

それよりもみなさん、「本漆」、やってみませんか?(笑)

 

 

 

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PAGE 03  ‣ <BOOK k-03> 井山三希子/黒豆皿 


 

 

 

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  〈 目次 〉  

 

 

 

 

 

STEP 3.1  下塗り研ぎ

 

 

 

耐水ペーパーをハサミで1×1㎝くらいの大きさに切って、
それを三つ折りします

※はさみは一本、ペーパー用にしてしまいます。

 

 

 

 

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ほんの少し水をつけます

 

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この小さな赤い部分(合成うるしを塗った場所)を
研ぎます

 

 

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 なるべくはみ出さないよに気をつけながら研ぎます

 

 

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 研ぎます。はい。

 

 

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 ちょくちょくウエスで研ぎ汁を拭き取って
研げている部分と研げていない部分をチェックします

耐水ペーパーの当たっていない箇所を重点的に狙って研ぎます

 

 

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 研げました

だいたいペーパーが当たっています

 

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終了です

続いて上塗りにいきます

 

 

 

STEP 3.2  上塗り

 

  1. テレピンで筆の中の油を洗い出します
    詳しくはこちらを参考にしてください→使用前の筆の洗い方
  2. 合成うるし(新うるしなど)を準備します。
    作業板に真鍮粉と合成うるしを出し、箆でよく練り合わせます
  3. それを筆に含ませます

 

 

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 欠けの部分に塗っていきます。

 

 

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下塗りしたところは全体を完全に覆うようにしますが
はみ出しすぎないように気を付けてください。

 

 

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 多少、うるしが厚塗りになってもちゃんと乾きますので
お気になさらず。

ただし、乾くのに時間がかかります
(表面はすぐに乾くのですが塗膜の中の方が
2,3日しないと固くなってこないという感じになります)

 

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 いろいろな角度からチェックして
塗り残しのないように気を付けてください。

特にキワの部分にほんの少し
塗り残しがあることがしばしばありますので。

 

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  エッジ部分もぬかりなく

 

 

 

 

作業が終わったら手早く筆を洗います。

合成うるしは乾きが早いので
放っておくと筆がダメージを受けます(そんな気がします)

 

サラダ油で筆を洗います。
ティッシュの上で箆でやさしく筆をしごきます。

詳しくはこちらをご覧ください→使用後の筆の洗い方

 

 

 

 

STEP 4  金継ぎ完成

 

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簡易(簡単)金継ぎ完成です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 〈 手順の目次に戻る 〉 → 黒豆皿の作業手順

 

 

 

 

 

 

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