小さく欠けた白いマグカップの金継ぎの方法 3/3 ~蒔絵完成まで(岡田直人の器)

 

size19ファイツ!!

 

※ 口元が一か所、小さく欠けたカップの金継ぎ修理のやり方を説明していきます。本物の漆を使った修理方法ですので「かぶれる」可能性があります。ご注意ください。

金継ぎした器を持つ絵

今回は金継ぎの工程のうち〈乾いた錆漆を彫刻刀で削る~蒔絵を施し完成させる〉までのやり方を解説していきます。
※かなり端折っています。すみません。

 

【前回の作業を見る】

欠けた部分錆漆を置く▸ Page02/ペースト付け

 

 

 

錆漆2回目の乾きチェック


 前回付けた錆漆がしっかり乾いているかどうか爪で軽く引っ掻いてチェックしてみてください。(直接触るのが嫌な人は爪楊枝などで引っ掻いてみてください)

 カリッとしていて、引っ掻いた跡が白く残ればしっかり乾いている証拠です。

乾いていなければ湿した場所(65%~)に置いて1,2日待機していてください。焦りは禁物です◎

 

 金継ぎのやり方。錆漆の乾きを確認する。

 マスキングテープを取った状態です。

マスキングテープ分の厚みが付いています

 

 

 

錆漆の削り・研ぎ作業


道具: ①彫刻刀(平丸刀) ②彫刻刀(平刀) ③障子紙用丸刃カッター ④カッターナイフ(大)
▸ 道具と材料の値段/販売店


上記の道具のいずれか、もしくは複数が用意できると作業がやりやすくなります。

おススメは 【 ①と②の彫刻刀 】ですが、「研ぐ」ことができないと、使い捨てになってしまいますので、現実的な初心者用の刃物チョイスとしては 【 ③と④のカッター 】を用意してもらえたらと思います。

 

③ の障子用丸刃カッターはホームセンターの「障子貼りコーナー」にありました。
刃先がRなので(丸味が付いている)、器の曲面部分、特に「器の内側」部分の削りにもある程度、対応できます。

 

 刃物の詳しいご紹介はこちらです
金継ぎで使う刃物の選ぶ方法

 

 

 錆漆を削ります。

 (金継ぎのやり方)錆漆を彫刻刀で削る

 私は彫刻刀を使います。

この形(刃先が丸まっている蛤型、平丸)が一番使いやすいです。

金継ぎではこれ一本でほとんど用が足りています。かなり便利です。

 

金継ぎのやり方。盛った錆漆を彫刻刀で削っていく。

 削ります。

あっちこっちの角度から見て少しずつ削っていきます。

 金継ぎのやり方。器の内側から錆漆を削る

 彫刻刀の刃の表も裏も使います。

錆漆で補填した箇所がその周りとフラット(段差がなくなり、滑らかにつながる)になるまで削っていきます。

一気に削ろうとすると削り過ぎて凹んでしまったりします。ので、ちょっとずつ、いろいろな角度からみてチェックしながら削っていってください。

 金継ぎのやり方。欠けた部分に盛った錆漆を削る

 錆漆を削ると刃の切れ味はどんどん悪くなります。土を削っているということですから。

切れ味が悪くなったら砥石で研ぎます。#800~#1000くらいの砥石を使います。金継ぎ専用の彫刻刀として使っていますので、仕上げ砥石は使いません。

 

削り終わりました。

 ※質問をいただくことなのですが、「刃物で麦漆やコクソ漆を削っているとガリガリ音がします。これって陶器が削れている音じゃないんですか?」という質問です。

この音は陶器じゃなくて刃物の先の方が削れている音なんです。陶器の硬さに負けて刃先がガリガリ削れていきます。(いや、そんなにあからさまには削れないですよ)

なのでご心配なく。

 金継ぎのやり方。錆漆を削り終わった

錆漆の削り完了です。

金継ぎのやり方。錆漆を削り終わった

刃物だけでこれくらいはきれいにできます。なるべく刃物で形が整えられるときれいな平滑面が作れます。

ペーパーに頼り過ぎない方がいいです。が、刃物に慣れていないと思いますので削りはそこそこにしておいてペーパーの力をお借りしましょう◎

 

 

道具  ②紙ヤスリ(耐水ペーパー) ③ウエス(布切れ) ④ハサミ(いらなくなったもの) ⑤豆皿(水受け)
 材料  ①水
▸ 道具と材料の値段/販売店


※ ハサミは紙ヤスリを切るのに使います。紙ヤスリを切るとハサミが「ばか」になります。他のものが切れなくなりますので、要らなくなったものか、100均で安いものを買ってきてください◎

※ 彫刻刀であまり削れていない(きれいなラインが出てない)場合は、まずは耐水ペーパーの#240くらい(←粗目)を使って研いでください。それで「形」を作ります。

形ができましたら、仕上げに#600~#800程度で軽く研いで、
表面の肌を整えてください。

 

  1. ペーパーを1㎝×1㎝くらいに切る
  2. 三つ折り(二つ折りでもオッケー)にする
  3. 水をちょっとつける

 

 

刃物での削りがあまりきれいにいっていない方は、この ペーパー研ぎでゴリゴリ削って形を作っていってください。その場合は#240くらいの粗さのペーパーを使ってください。

 

金継ぎのやり方。錆漆を削り終わった

 この後、耐水ペーパー#600で水をつけながら研ぎます。錆漆の表面を滑らかにします。

 

 

 

 

漆の下塗り


道具  ②ティッシュぺーパー ③面相筆 ④蒔絵筆(赤軸根朱替わり) ⑥練り竹ベラ ▸作り方 ⑦作業板 ▸作り方
 材料  ①エタノール(テレピン、灯油など) ⑤精製漆(今回は”呂色漆”…黒い色の漆) ⑧サラダ油

▸ 道具と材料の値段/販売店


 

 

 「生漆」しか持っていないのですが、どうしたらいいですか?
はい、それではこちらへどうぞ ↓

▸ 精製漆の作り方

 

↑ この茶色半透明の漆でも「漆塗り」はできるのですが、半透明だと「どこを塗ったのかわかりにくい」のです(涙)漆に色を付けたい方はこちらへ ↓

▸ 色漆の作り方

 

 

作業に入る前に、筆をテレピンで洗って筆の中の油を洗い出します。
 ▸ 詳しい作業前の筆の洗い方

※ 何で筆に「油」がついているの??かと言いますと、作業が終わった後に、油で筆を洗っているからなのです◎ヘンですね、漆って。

 

 【 作業前の筆の洗い方 】

  1. 作業板の上に数滴テレピンを垂らす。
  2. その上で筆を捻ったりしてテレピンをよく含ませる。
  3. ティッシュペーパーの上でヘラで筆を優しく押さえる。

 

 

 

 

 

筆の準備が済んだら、今度は漆の用意をします。

  1. 漆のチューブの蓋を開ける。
  2. 作業板の上に少量の漆を出す。
  3. 筆に漆を馴染ませる。
  4. 作業板の上に何本か線を引き、漆の量を調節しつつ、
    含み具合をチェックする。

 

漆の中にゴミがたくさん入っている場合などは濾し紙で漆を濾してきれいにします。必要な方はこちらをご覧ください ↓

urushiway ▸ 基本的な漆の扱い方・濾し方

 

 

 漆塗りの実践に入ります。

 

金継ぎのやり方。研ぎ終わった錆漆の上に漆を塗っていく。

 今回の金継ぎの下塗りには黒漆(呂色)を使っています。

黒漆を塗るときは厚塗り厳禁です。厚すぎると”ちぢみ”が生じます。しわしわになります。しかも中が乾きません。一か月くらい待てば乾きますが。

もし、漆を厚く塗りすぎた場合…

こんな感じになります。シワシワになるわけです。塗膜表面と塗膜の中の方との乾くスピードに「差」があり過ぎるとこうなるのだと思います。多分。

 

 

で、…済みません。これ以降、仕上げまで写真を撮っていませんでした(涙)

この後の作業は、

黒漆で塗り→研ぎ→黒漆で塗り→研ぎ…と3回くらい繰り返します。
「塗りは一回でいいじゃん」と思いますよね。だけど塗って、研いでみると結構デコボコしているのがわかるのです。なので塗り、研ぎを繰り返して平滑できれいなラインを作ります。

それからこちらも少しマニアックかも知れませんが、漆は3回くらい塗り重ねた方が柔らかい感じが出ます。塗り1回と塗り3回では微妙なのですが雰囲気が違います。(二つ並べて見比べるとその差はわかります)

 

 

 

作業が終わったら湿度の高い場所(65%~)に置いて漆を硬化させます。そう、漆は空気中の水分を取り込んで硬化するのです。不思議な樹液ですね◎

湿度が高い場所…って、お風呂場にでも置けばいいんですか??

風呂場…でもいいのですが、風呂場って湿度が100%近くにまでなるので、漆を乾かすにはちょっと「どぎつい」環境だと思います。(漆は急激に硬化すると「やけ」「縮み」といった厄介な現象が起こりやすくなります)

もうちょっとソフトな環境を用意してあげましょう◎そう、実は漆は”やさしさ”で乾くのです。よ◎

 

 【 簡易的な漆乾燥用の風呂 】

湿度が保てる空間を用意します。※ 水を固く絞った布を中に入れて湿度を高くしてください。

↑ こんな感じでいかがでしょうか?

え!段ボール…。こんなんでもいいんですか??

はい、大丈夫です◎「段ボールなんてダサくて嫌!」という方は↓のページを参考にバージョン・アップさせていってください。

▸ 段ボール漆風呂の作り方

 

 

 

塗り終わったら油で筆を洗います。
 ▸ 詳しい作業後の筆の洗い方 

※ 油で洗わないと筆の中に残った漆が硬化するので次第に筆がゴワゴワしてきてしまいます。

 

 【 終わった後の筆の洗い方 】

  1. 筆に油を含ませる
  2. 作業板の上で優しく捻ったり、クネクネ(?)させたりする
    (こんな表現でいいんでしょうか?)
  3. ティッシュの上で、ヘラを使って優しく押さえる
  4. 筆の中の漆分がほとんどなくなるまで、<1~3>の作業を繰り返しす
  5. 最後に綺麗な油を筆に軽く含ませてキャップを被せる

※ 極々、ソフトに押さえるようにして筆の中の漆と油を掻き出すようにしてください。強くしごいてしまうと、筆の毛先が痛んで「カール」してしまします。

 

 

筆は付属のキャップを嵌めて保存します。キャップが無かったらサランラップを丁寧に巻いてください。

キャップがない、もしくはキャップを作りたいという方はこちらを参考にしてください。
 ▸ 筆のキャップの作り方 

 

 

 【 お掃除、お掃除 】

インターネット上で初心者相手の金継ぎ教室全ての作業が終わったら作業板を掃除します。

 テレピン(又はエタノール、灯油など)を垂らして、ウエスやティッシュできれいに拭き取ってください。

 

   caution ! 

厳密に言うと、素地をし終わった後の作業板の上には「ごくごく薄っすら」と漆の成分が残っています。ですので、この作業が終わるまではしっかりとゴム手袋をして、ゴム手袋を外したあとは作業板を含めて漆の道具類を触らないようにした方がいいです。

 

 

 

 

 

 

漆の下塗り研ぎ


塗り→研ぎ→塗り…と3,4回繰り返し平滑な面を作ります。

 

道具  ②紙ヤスリ(耐水ペーパー) ③ウエス(布切れ) ④ハサミ(いらなくなったもの) ⑤豆皿(水受け)
 材料  ①水
▸ 道具と材料の値段/販売店


今回は耐水ペーパーの#800~1000くらいを用意してください。

 

  1. ペーパーを1㎝×1㎝くらいに切る
  2. 三つ折り(二つ折りでもオッケー)にする
  3. 水をちょっとつける

 

 

 
↑水を少量つけつつ、漆を研いでいきます。
どのくらい研ぐの??ん~、そうですね、「平滑面」になるまで…ですが、研ぎ過ぎると「錆漆さびうるし(ペースト)」が出てきます。

それじゃ漆を塗った意味がないじゃん…って思いますよね。そうですね。でも一度、漆を塗って、それを研いでみるとどのくらいの「平滑面」が出ているかが見やすくなります。
漆を塗った面を研いだ時に、どのくらい「デコボコ」しているかで次の作業を決めます。「ほんのちょっとデコボコ」だったら(つまり、漆をもう1,2度塗れば、そのデコボコが埋まりそうだったら)、漆の塗りを重ねていきます。
「結構なデコボコ具合」だったら(漆を1,2度塗ったくらいじゃ埋まりそうもなさそうだったら)、「錆漆さびうるし(ペースト)」付けに戻ります(!)

えー、やだー!!って思いますよね。だけど、そのほんのちょっとの凸凹を埋めるだけでいいので、簡単です◎ 薄っすらと錆を付けるだけでいいのです。つけるのも簡単だし、その後、研ぐのも簡単です◎

面倒臭がって漆を重ねていくより、錆漆で埋めた方がはるかに早く工程が進むことも多いです。よ◎

 

 

漆の上塗り


道具  ②ティッシュぺーパー ③面相筆 ④蒔絵筆(赤軸根朱替わり) ⑥練り竹ベラ ▸作り方 ⑦作業板 ▸作り方
 材料  ①エタノール(テレピン、灯油など) ⑤精製漆(今回は”弁柄漆”…赤茶色の漆) ⑧サラダ油

▸ 道具と材料の値段/販売店


 

使う道具・材料、作業手順は「漆の下塗り」(このページのちょっと上の方で説明しています)と一緒です。
そちらを参考にしてください。

 

 

金継ぎのやり方。漆の上塗り
金属粉を蒔く前に何色の漆を接着剤代わりに塗るかで仕上がりに影響します。

赤い色の漆を使えばその上に蒔いた金属粉はうっすら赤味を帯びて華やかな感じになりますし、黒い色の漆を使えば控えめの落ち着いたトーンになります。

二種類を並べて見比べるとよくわかります。

 

金継ぎのやり方。漆の上塗り

 金粉を蒔く前の漆はなるべく均一に薄く塗ります。縦、横、斜め…と何度か筆を通して均一になるように心がけます。

 

金継ぎのやり方。上塗り

 塗り終わりましたら、漆が乾き始めるまで待ちます。

乾き始めたかどうかの判断は漆の塗膜に湿度を込めた(!?)息を「はぁー」とかけて、塗膜がほんの一瞬青白い色合いを示せば乾き始めのサインです。

 でもわかりにくいので難しいです

 

 

 

金粉を蒔く


道具 ②ティッシュ ③真綿 ⑤重石(包み紙を押えるもの) ⑥あしらい毛棒(柔らかい毛質の筆) ⑦練り竹ベラ ▸作り方 ⑧作業板 ▸作り方 
材料 ①エタノール ④蒔絵紛(今回は金粉を使用)
▸ 道具と材料の値段/販売店


 

蒔絵の写真がないので、他の修理品の作業写真を使って説明します。

 

壊れた器の金継ぎ修理のやり方

真綿に「しっかり」と金粉を取ります。
ここはビビらずに「多目」に付けてください。

じゃないと、真綿の繊維で漆を引っ掻いてしまいます。

 

壊れた器の金継ぎ修理のやり方

金粉をつけた部分を漆を塗った箇所にソフトタッチで押さえていきます。

優しく優しく…

 

壊れた器の金継ぎ修理のやり方

 はい、「金」が付きました◎

作業が終わったら湿した所に置いて丸三日は乾かしてください。
※ 湿度65%~くらい(水気を固く絞った布を入れた段ボールの中とか)

 

 【 簡易的な漆乾燥用の風呂 】

湿度が保てる空間を用意します。※ 水を固く絞った布を中に入れて湿度を高くしてください。

↑ こんな感じでいかがでしょうか?

え!段ボール…。こんなんでもいいんですか??

はい、大丈夫です◎「段ボールなんてダサくて嫌!」という方は↓のページを参考にバージョン・アップさせていってください。

▸ 段ボール漆風呂の作り方

 

もうちょっと詳しい蒔絵のやり方はこちらを参考にしてください。
粉蒔きのやり方

 

 

 

蒔絵粉の固め作業


道具 ③小筆(面相筆など) ⑤練り竹ベラ ▸作り方 ⑥作業板 ▸作り方
材料 ①テレピン(またはエタノール) ②ティッシュ ④生漆 ⑦サラダ油
▸ 道具と材料の値段/販売店


 

作業を始める前に柔らかい穂先の小筆で定着しなかったり周りに付着した金粉を払います。
粉払いのやり方

 

 

それでは「粉固め」という作業に入ります。その前に、まずは…

 まずは筆をテレピンで洗って筆の中の油を洗い出します。
 ▸ 詳しい作業前の筆の洗い方

 【 作業前の筆の洗い方 】

  1. 作業板の上に数滴テレピンを垂らす。
  2. その上で筆を捻ったりしてテレピンをよく含ませる。
  3. ティッシュペーパーの上でヘラで筆を優しく押さえる。

 

 

 

 

次に、浸み込みやすくするために生漆をテレピンを混ぜて希釈してください。作業板の上でヘラを使ってよく混ぜ合わせます。

 

 【 生漆の希釈 】

【体積比/目分量】… 生漆 10:3 テレピン ※おおよそ

これを筆に含ませて浸み込ませていきます。
※ テレピンの代わりにアルコール、灯油でもオッケーです◎

 

では実践!

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

筆を置くようにして金粉に漆を浸み込ませていきます。筆先でゴリゴリ擦っちゃダメです。

何でか?そもそもこの作業は何でやってんの??それはですね、金粉を蒔いたままだと、しっかりと定着していない金粉もあるからです。
ですので、金粉の上から漆をかけて金粉同士の隙間に漆を浸み込ませてがっちりとホールドします。がっちりゴールドです。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

ペタペタぺたです。

 

 

塗り終わったら筆をサラダ油で洗います。 ▸ 使用後の詳しい筆の洗い方

洗い終わったら筆にキャップをつけて保管します。
キャップがなかったらサランラップで優しく包んでください。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

生漆をたっぷりとかけたので、吸い込まなかった生漆が表面に溜まっています。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

その吸い込まなかった余分な生漆をティッシュで拭き取ります。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

拭き取る…といっても、ゴシゴシ拭き取ったらダメです◎金粉もゴシゴシ拭き取られてしまいます(微量だと思いますが)。

ティッシュはそっと置くようにします。鳩は挟まないように。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

余分な漆がティッシュに吸い取られます。

ティッシュの面を変えて、拭き取作業を繰り返します。ティッシュに漆が付かなくなるまで繰り返してください。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

こんな感じになります。

 

 

こちらもご参考にしてみてください。もうちょっと詳しいです。
粉固めのやり方
拭き取りのやり方

 

 

 

金粉の磨き作業


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左からメノウ棒・ガラス棒・鯛牙2本

  • メノウ棒…磨き部分が大きいので、ちょっと磨きづらいです。/価格¥1,200くらい 東急ハンズ
  • ガラス棒…さらにもうちょっと磨きづらい。球体になっている部分で磨くので、どこにあたっているのかややわかりにくい。けどリーズナブルに入手ができる。 /価格¥100~200 東急ハンズ/画材店
  • 鯛牙棒…すこぶる磨きやすい。ピンポイントで磨ける。身体にフィットする /手作り (▸ 鯛牙棒の作り方

▸ 道具と材料の値段/販売店


上記のどの道具でもオッケーです◎要するに「固くてツルツル」していればいいんじゃないでしょうか。きっと。

 

 

金継ぎの方法。固めた蒔絵紛を磨くのに鯛の牙を使う。

↑鯛の牙です。使いやすいです。ピンポイントで磨けます。

 

もうちょっと詳しく蒔絵紛の磨き方を知りたい方はこちらへどうぞ
 ▸ 金継ぎで使う粉磨きの道具と蒔絵磨きのやり方

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

これから光らせます。驚くなかれ、鳩ぽっぽ。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

そうです。ヒカるんです◎黄土色の金属粉が磨くと光ります。びっくり。

 

岡田直人の器の金継ぎ修理方法

 

 

漆継ぎの金粉磨き

もうちょっと詳しい金属粉の磨き方ページへ
▸粉磨きの道具とやり方

 

 

 

金継ぎ完成


欠けたマグカップの金継ぎ完成

欠けたマグカップの金継ぎ完成

欠けたマグカップの金継ぎ完成

 欠けたマグカップの金継ぎ完成

 これで欠けた器の金継ぎが完了しました。

 

 

 

他の作業工程を見る

▸ ① 素地固めまで
▸ ② 錆付けまで

 

 

 

 

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