段ボール漆風呂の作り方…簡単です◎(けど、ダサカッコ悪い)

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金継ぎで使う漆の風呂の作り方

※ このページ、実は1年以上、封印していました。ダサいから。
「げっ、ダサいじゃん!」というのは無しで。ノークレームでお願いします。

 

どこの家にでもある、無かったら近所のスーパーでもらえる「段ボール」で漆用の「風呂(もしくはムロ)」を作ります。

段ボールを使った、ダサくてカッコ悪い「漆風呂」の作り方です。
(もちろん、ナイスでカッコいい漆風呂を作った方が気分が上がりますよ!)
でもこれなら簡単です◎3歳児でもできる!

 caution!!
やっぱり段ボールですので、お客様が来る部屋とか、ちょっとカッコつけなきゃいけない場所には設置ができません。(彼女、彼氏が来るときは隠してください◎)

 

 

 

 

【ステップ 01】 道具・材料を集める


漆風呂作りで必要なもの:

  • 適当な大きさの段ボール
  • ビニール袋(2枚)
  • テープ
  • 要らない布
  • 大き目のクリップもあるとちょっといいです

 

 

 

 

【ステップ 02】 外壁と内装を整える


簡単な漆風呂の作り方

段ボールの蓋(?扉??)の部分を処理します。
カッターで切り取ってしまってもいいと思いますが、テープで動かないように固定してしまえば、空間が広がります。

それから、このあと濡れた布を箱の内側に置くので、段ボール濡れてヘナヘナしないようにビニールを敷いておきます。ビニールはテープで固定してください。

ここで鋭い突っ込みが入ると思います。
「段ボールをただ倒して、それをそのまま使っちゃダメですか??蓋を締めれば湿度も保てそうですし」

金継ぎで使う漆の風呂の作り方

はい、それでオッケーです◎ナイス!
いや、ほんとそれで大丈夫なんです。
だからわざわざこんなコンテンツ作るのが嫌だったんです~(涙)

でも、まぁ、今回はもうちょっとだけ手を加えてみましょう◎

 

 

 

 

【ステップ 03】 箱の中に器と濡れた布を置く


簡単な漆風呂の作り方

布は水を固く絞ってください。
それから器の修理部分に近づけすぎないようにしてください。

布の近くは部分的に猛烈に湿度が高くなってしまう(と思われます)。すると例えば漆の塗った箇所をその近くに置いてしまうと、急激に漆が乾きすぎて「縮み」という現象が起こる可能性が高くなります。

 ですので、

  • 布は水を固く絞る
  • 修理箇所を布から遠ざける

 

 

 

 

【ステップ 04】 箱の前面にビニールを垂らす


金継ぎ用の漆風呂

箱の中の湿度を保つために、前面にビニール袋を垂らします。

 

金継ぎ用の漆風呂

ビニールは垂らしているだけです。
なので、「重し」を付けた方がよさそうです。(なくてもオッケー)
ビニールの端をクリップで挟んで重しとしました。

えっ!?こんなんでいいの??密封しなくていいの?これじゃ湿度が逃げていかない?

そうですね。「こんなん」でいいと思います◎
それほど厳密に湿度をキープしなくても漆は乾いてくれます。(意外とちゃんと乾いてくれるものなのです!)

ところで「温度」についてですが、すごく気にしている方もいらっしゃるかと思います。
あたしんち、寒いから漆が乾かないかも…と。
漆がよく乾いてくれるのは25度~とかですが、寒くても結構頑張って乾いてくれます。私は関東に住んでいますが、冬場の室内温度が10度くらいの時でも乾いてくれます。ちょっと乾きがゆっくりになりますけど(丸二日とか)。だけど大丈夫です◎

 

↑ もうちょっと綺麗な段ボールでやってみました。

 

金継ぎ初心者が漆風呂を用意するとしたらひとまずこれでいいのではないでしょうか?機能的には問題はありませんよ◎

 

 

 

 

 

【この後、漆風呂のランクアップを狙うとするなら】


段ボール箱

アクリルのケース(衣装ケースやコンテナ)
…ヘナヘナしない!

園芸用のビニールハウス(小さいやつ)
…居間に置いても恥ずかしくない!
※ ただし「開け閉め」を頻繁に行うので、チャックの部分が壊れやすいです。非常に壊れやすいです。注意しようがありませんがご注意ください。

オール木材の風呂
(ホームセンターで安い板材を買ってきてDIY!)…これであなたは金継ぎ職人!!


オール高級木曽檜の鳩ログハウス

金継ぎで使う漆の風呂の作り方

 

 

 

【読者投稿】 私の大好きな漆風呂コーナー


金継ぎ図書館利用者さんからの投稿画像です。
「私の漆風呂も見て!」とい方がいらっしゃいましたら、コンタクトページからご応募ください◎
鳩ぽっぽからの「やや上から目線」の審査が入ります◎

 

 

【飛騨高山の あずき屋 さん】

漆器も作っている作家さんからのご応募です◎

あずき屋さん談

部屋が狭いので、道具棚も兼ねた漆風呂として、SPFで組みたてました。
寒さ対策に内部をぐるっと発砲スチロールで囲みました。
引き戸はホームセンターで売ってる、プラスチックとプラダンの内窓セットです。
漆風呂の右側にはデロンギの小型オイルヒーターが入ってます。
これで高山でも大丈夫…なはず?

いつか作業部屋を大きくして、オール木材のきちんとした室を作りたいです。

インタビュアー
「どうですか?先生、住み心地の方は??」

施主:セニュール・鳩吉

「おー、ゴージャスな漆風呂!
木材と発泡スチロールの見事なコラボ。
構造材を敢えて見せることで、その素材感のコントラストが美しく見えるね!
さすが、あずきッチョ!」

 

 

【立川美術学院ご出身の(←なぜ予備校表記?)シミさん】

住み心地を施主の鳩吉にインタビューしてみたいと思います。

インタビュアー
「どうですか?先生、住み心地の方は??」

施主:セニュール・鳩吉
「そうだね、意外と住み心地、いいよ◎ シミ!
プチプチが効いてるね。レンゾ・ピアノの銀座エルメスビルを超える光のページェントが本当にステキさ。しかもこのプチプチは視覚効果だけじゃないんだ。保温効果の機能も果たしているのさ◎ 細部まで考え抜かれた漆風呂の設計。さすがシミちゃんだぜ!ナイス!!」

 

 

 

 

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